キャスティングレール
ルアー釣りをする時は、先っぽ(ミヨシ)に立ちたくなりますが、ボートのバウは揺れるので体をあずける事が出来るレールが欲しくなります。
定番なのは、リガー社のキャスティングレールを付ける事。しかし価格がちょっと高い気がします。さらに僕のボートの場合、リガー製キャスティングレールの脚の幅より、アンカーハッチの幅の方が広いので、キャスティングレールの脚を少し曲げて広げる必要があります。
次に考えたのが、既存のレールを利用する方法。これだと費用が安くあがりそうです。既存のレールの上に付け足す方法と、既存のレールの脚を付け足す方法を考えました。
船底塗装で上架した時にボート屋に作業をお願いしましたが、加工する段階で問題が発生。既存のレールは強度に余裕がなく、高くするとグラグラして危ないとの事。原因はレールのパイプ径が22mmで細めな事と、レールの脚の取り付けがボルト1本だからです。
ネットでボート用ステンレス用品の加工販売をしている業者を目にする事がありました。ある日メールで連絡をとってみると、見積もりは3万円ちょいとの回答。注文する事にしました。大まかな形はハンマーヘッド(シュガーレイマリン)用キャスティングレールのイメージで、サイズはアンカーハッチの開閉に支障が無いサイズで指定しました。
これをメールで送って注文しました
金曜日に注文して月曜日に届きました。
そして週末に取り付け作業です。10mmの穴を4カ所開け、シリコーンを塗ってボルト止め。簡単な作業ですぐに終わりました。
ちなみに裏側にあてる板も一緒に作ってもらいました。
こんな感じになりました
既存のレールと平行になっていないのがちょっとカッコ悪いかも
今まで気にした事がなかったのですが、どうやら既存のレールが前上がりになっているようです
高さはちょうど良い感じでした。モモ上のあたり股よりチョイ下という程度です。高さがあるのでグラグラしないか心配でしたが、使用にはまったく問題ない感じ。これは25mmのパイプで作成されていますが、よりガッチリ感を求める場合はもう一回り太くても(27.2mm?)良いかもしれません。
使ってみて気になったのがクリートが邪魔な事。これは予想していた事でしたが、ちょうど立ち位置にあるので、蹴ったり踏んだりしそうです。靴を履いている時はまだしも裸足やサンダルだと、痛い思いをするかもしれません。
また、既存のレールは取り外しても良いかなぁと思っています。しかし作業が面倒だし、取り外したレールの置き場所に困りそうなので、しばらくこのままかもしれません。
支払価格は見積りより安くしてくれました。理由は聞いていませんが、見積りの時は一回り太いパイプを使用予定だったのかもしれません。
バウに付けて良い感じなので、後ろ(トモ)にも付けよっかなぁ〜
価格 | 25,140円 |
送料 | 1,330円 |
消費税 | 1,323円 |
合計 | 27,793円 |
当時は「マリンクラブ」という業者に頼みましたが、今は廃業してしまったようです。
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