自作ボート:エンジンリモコン化
ボートの形状からも、ぜひエンジンコントロールをリモコン仕様にしたいと考えていましたが、2馬力エンジンのリモコンキットなどありませんので、頭を悩ませました。
材料は主にアルミを使うことにして、アングルなどを切ったり、穴をあけたり、削ったり・・・
現物合わせで、少しずつ削ったり、リベットを使ってみたり・・・
船外機のシフトノブのプラスチックは外しました。
手前に写っているアルミ加工品をシフトノブへ固定しました。
これは、シフトの角度というか位置が悪いので、偏心?させる目的もあります。
エンジンロアカバーへアルミのアングルを固定し、市販のプッシュプルケーブルを固定。
プッシュプルケーブルは、最小曲げ半径R80のハイレックス社のC3Mリモコンケーブルを購入。汎用ネジが使えるようにミリ仕様を選びました。
スロットルは自転車のブレーキワイヤーを使い、グリップを回転させる仕組みとしました。
自転車のブレーキ部品は、ステンレス製のものをAmazonで購入。
リモコンのベースは木製です。
ワイヤーを直接引く仕組み(写真はワイヤーを固定前)
黒ノブは、締め付け加減を変えて、スロットルが勝手に戻らないよう調整できる仕組みとしました。
船体に取り付け。
シフトノブはやっぱり赤と黒だよな〜と思い、身の回りで探した結果、コカ・コーラの蓋を使うことにしました。
狙い通りの動きをするリモコンが完成しましたが、工夫のポイントとしては、ケーブルが船外機から簡単に外せるようにしたところでしょうか。
エンジン取り外しの際もそうですが、材料がアルミ等のため耐久性に不安があるところ、トラブルがあった際には簡単に切り離して、船外機を直接操作可能な仕様としたのがよかったと思います。
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