番外編:マレーシア遠征1


 TさんとHさんとマレーシアのクアラロンピンまで行ってきました。
 釣り専門の旅行会社を使って行くパターンが多いと思いますが、僕たちは自己手配で行きましたので、今後、遠征される方の参考になるように、細かめの情報を残したいと思います。

 さて、この旅の言い出しっぺはTさん、FaceBookをマメにやっていて海外釣り人とも繋がっており、ボートの予約ができそうとのことから計画がスタートしました。

 事前準備は次のとおり

・航空券
 エアアジアの羽田ークアラルンプールは、行きが夜発朝着、帰りが昼発夜着で都合がよいです。エアアジアは年4回BIGセールがありますので、日程調整後、セール待ちをして無事に確保。
 預託荷物40kgを付けて3人合計込み込み99,489円(@33,163円)

・ボート手配
 Tさんがボートを予約。ボートが2日間でRm3,200(約83,200円)、併せて予約できたのが併設の宿で3泊Rm480(約12,500円、4人までOK)。デポジットを要求され、Rm926を送金。送金手段として、ペイパルは簡単にキャンセルできるからダメとのことで、結局ゆうちょダイレクトでネット送金、手数料2,000円。
 旅のコアとなるボートの手配ですが、ロンピンはボートが多くインターネットで検索(英語で検索するとよい)すればそれなりにヒットしますので、ツテがなくても何とかなると思います。

・帰国前日の宿
 最後の1泊はAgodaで宿探し。クアラルンプール空港近くで、釣り堀に近いことと価格の安さで選択。窓がある部屋にしたくて無駄にデラックスクイーンになってしまったが、それでも1室3,659円で3室確保(宿泊税別で現地払)Agodaは予約時に支払うようにすると表示の日本円で決済されますが、現地払いを選ぶと予約時の表示価格とズレるようなので注意が必要みたいです。

・マレーシア国内の移動手段
 クアラルンプール国際空港からロンピンまで約300kmほど離れています。ボートを予約した方へ空港まで迎えに来てくれないか聞いてみたところ片道Rm800(約20,800円)とのこと。あまりにも高いのでレンタカーを手配し自力移動することに決定。
 レンタカーは安さにつられてRentalcars.com経由でEuropcarを予約。車種は一番安い1,300ccのセダン。5日間で11,263円でした。Europcarの本家サイトで予約しても値段は同程度のようなので、本家サイトを使った方が、予約が通っていない等のトラブルの可能性は少なそうです。しかし、Rentalcars.com経由だと追加ドライバー登録の手数料が無料になるとのことだったのでそっちを選択。車両保険についてはRentalcars.comで予約時にフルプロテクションの保険に入るよう案内がありますが、これはRentalcars.comの保険で、実際にトラブルがあった際は、Rentalcars.comとEuropcarの2か所とやり取りする必要が出てくると思いますので、Rentalcars.comの保険には入らず、現地で借りる際にEuropcarで保険を追加(SCDW)しました。
 なお、ロンピン方面への電車はありません。高速バスだとメルシンまで行って、そこからタクシー移動で何とかなるかもしれません。また、63号線にはいくつもバス停がありバス待ちの人も見ましたので、バスで行くルートが存在するかもしれません。

・通信手段
 SIMフリースマホを使っていますので、出発前にAISアジア周遊プリペイドSIMを購入。これはタイ人が海外旅行先でスマホを使うためのものですが、日本で手に入りますし安い。マレーシア滞在中に通信状況に問題はありませんでした。

・両替
 一番有利なのはクアラルンプールの市中の両替所のようですが、そちら方面には行きません。また、日本国内の両替所より、クアラルンプール空港の両替所の方がレートが良い様ですが、それより有利だと思われたのが「外貨両替ドルユーロ」、ネットで検索すると出てきますが、ネットで両替を申し込み、お金を指定口座へ振り込むと自宅へ書留で外貨が届きます。これオススメ。

・ルアー
 事前に調べたところ、シングルフックを背中合わせに固定した蝶々フックが良いらしいので作って持っていきました。結果的にルアーで釣れませんでしたので良し悪しはわかりませんが、調べたところ、ロングシャンクやスイベルを挟むのが良さそうで、フックが口の奥に入るための工夫なのかなと思いました。また、蝶々フックはルアーが泳ぐ時にフックポイントがルアーの左右に展開する状態になると思いますが、それが、セイルフィッシュのアタックや、口の中の刺さりやすい箇所と相性が良いのかもしれません。

・その他
 スマホの充電には電気コンセントの変換プラグ(BFタイプ)が必要。AMAZONで一番安いのを購入し持って行きましたが、使用について特に問題なし。
 マレーシアではお尻を水で洗うのが基本のようで、トイレットペーパーがないところもありましたので、持参すると良いと思います。
 ジンバル、手袋は無くても大丈夫。
 僕たちはライジャケを持って行きましたが、好みや考え方の部分と思います。

・ロッド
 ネットで見るところ、セイルフィッシュにはシイラロッドクラスがちょうど良いと書かれていることが多いです。私としては海外遠征時に使っているバッグの「キャビンゼロ44L」に入るパックロッドが良いのですが、バスロッド強化系だとちょっと不安と思いネットで色々と探していて目にとまったのが、EUダイワのトラベルロッド。スペックは6’5”/198cm CastWG28-84G 4pc。日本では売っていませんのでイギリスの釣具屋から購入。送料込みで165ポンド(約2万3千円)、運送はUPSで到着まで1週間弱でした。
 実際に使用した感じは特に問題なし。かなり強力な竿でないと、どっちみち寄せられません。


 と言うわけで出発当日。
 夜の羽田発なので、日中は仕事してからでも間に合います。
 遠征メンバー3人揃ったので、まずは腹ごしらえ。僕は家で軽く食べてきたので、おはぎをつまみに日本酒を・・・


 エアアジアX D7 523便
 羽田を23:45発
 機内はやっぱり寒い。長袖長ズボンで正解。
 日中仕事だったし疲れてて寝れるかと思っていましたが、あんまり寝れませんでした。




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